幼い頃、ケース入りの親王飾りを眺めて育った私。もちろん、人形に触れた記憶は一度も有りません。そんな私が、娘の誕生で、七段飾りを飾ることに・・・。初めは、土台や道具に触ることすら緊張。白い手袋をはめて、ドキドキしながら・・・、数時間かけて飾り付けをしました。あれから２２年。毎年、取扱説明書を手にしながら飾ってきました。１段のみで親王飾りにしたり、家族と一緒に大騒ぎして飾ったり、一人で黙々と飾ったり。その年その年、子どもの成長、家族の成長を振り返りながら、今を喜び、おひな様に感謝する私です。
今年は、人形を怖がって近づくことすら嫌がっていた娘と、お内裏様や右大臣や左大臣の刀で遊んでいた息子も手伝ってくれました。経年劣化によりおひな様の土台部分に修理を要する箇所が幾つか見つかり、今回はボンドで固めて応急処置、今後はＤＩＹで土台の修繕計画を？？、次から次へと話が進み楽しいひと時を過ごせました。
今年は３週間ほど飾ることができました。今夜は、おひな様と一緒に散らし寿司！？
