我が家のお正月・・・お節料理

庭や畑から収穫したものを利用してのお節料理作り!楽しみました。

きんかん
とうがらし

お正月の準備・・・裏庭や畑から収穫してお節料理を作りました。

豊作を祈る気持ちを表す、ゆず毎年お節料理を作り始めると息子が裏庭に行き、ゆずを採ってきてくれます。いくらが大好きな息子は「いくら有るよね?」と心配しながら・・・。ゆず釜の中にいくらやおなますを入れます。おなますは実家から届く人参と社長の畑で作った大根で作ります。いくらは、子宝を願った縁起物おなますは、紅白の組み合わせで、平安、平和を願ったものだそうです。 

キンカン「金冠」から宝物を意味し、 豊かさを願ったものだそうですが、毎年、キンカンの甘露煮も作ります。今年は、裏庭のキンカン、まだ熟しきっていない様子【左上写真】。熟してから甘露煮を作る事になりそうです。その代わりに、良く熟していた裏庭のみかんを使って、母がオレンジジュースを作ってくれました。子ども達は「ばあばのジュース」と一緒にお節料理を楽しんでいました。

サツマイモは社長の畑で収穫したものを利用
して栗きんとんを作ります。栗きんとん黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理だそうです。

栗きんとん、田作り、伊達巻、ぶりの照り焼き、かまぼこの飾り切りなどは娘が担当し、美味しく作ってくれました。田作り元来田植えの祝肴として使用され、五穀豊穣を願うものだそうで
田んぼが大切な社長にとって大切なお節料理の一品です。伊達巻などの巻物は文物を意味し文化の向上を祈るものだそうです。ぶり立身出世を願いかまぼこは、 かまぼこの形(半円状)が初日の出の形に似ていることから用いられたそうです。 赤色は魔除け、白色は清浄・神聖を表し、紅白で縁起が良いとされているそうです。

黒豆元来、丈夫・健康を意味する言葉で、「まめに働く」などの語呂合わせからも、お節料理にはかかせない料理だとか・・・。約20年、毎年この黒豆だけは何とか褒めてもらうことのできる一品です。

他には、畑の根菜類たっぷりのお煮しめや昆布巻き(手作りだったり市販品だったり)、煮豚(畑で収穫した生姜を使って、子ども達のために母が作ってくれます)などです。甘党ファミリーですので、お節料理は最後まで食べつくします。だから、毎年1月は丸々とした家族になります。
 
唐辛子は。今回の年末年始休業中、社長の畑で収穫したもので、洗濯物干し場の片隅で乾燥させてありました【右上写真】。漬物の中に少し入れてピリ辛に仕上げます。もちろん、料理にも使いますが、お花のように飾りものとして観賞することもある我が家です。厄除け、魔除け、縁起物の唐辛子。我が家のお正月の風物詩になりそうです。

    2016年、皆様にとって素晴らしい年でありますように!

まだまだ咲いています。社長宅の四季桜! 1月6日撮影